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中国の大学で恋人同士になって、日本にやってきました。
日本にくる前に二人は結婚しました。
日本にくると、
住宅公団の住宅に入居しました。
夫は留学ビザで、地方の国立大学の大学に編入して、大学院の修士課程へと進学しました。
妻は技術ビザで来日して、中国人経営のソフト会社に入社しましたが、
その後日本人経営のソフト会社でコンピュータ技術者として働きます。
夫は修士課程を卒業して、大手家電メーカーのコンピュータ技術者として入社します。
夫婦共働きの生活が始まります。
妻の勤務ぶりは、以前と変わりません。
遅くまで残業もしています。
妻の年収は800万円くらいになります。
夫の就職後も公団の住宅に住んでいます。
二人の年収は1000万円ははるかに超えます。
1500万円近いと思います。
3年ほどして、妊娠しました。
出産の1か月前まで勤務するといいます。
就労ビザの切り替えの年なので悩んでいるといいます。
帰化を考えているといいます。
結局夫婦とも帰化申請を出しました。
帰化申請は入管でなく法務省へ直接申請します。
妻の方にも、電話で法務省からヒアリングがあります。
事実を話し、会社としても歓迎する意を話します。
2ヶ月くらいすると結果報告があり、
夫婦とも日本への帰化が認められました。
夫婦の姓は、夫婦共通の姓にしました。
たまたま夫婦とも同じ姓だったのです。
なぜ中国姓にしたのか聞いたのですが、
中国姓に想像以上の愛着を持っていました。
しかし、
共産党社会の中国に帰るつもりはないし、
子供を共産党社会の中国人にはしたくないといいます。
でもでも、ルーツとしての中国は捨てられないといいます。
日本人には、共産党社会の怖さがわからないでしょうが、
彼らが育ったのは共産党社会です。
それでも彼らは、中国では恵まれた社会に育ったのです。
でもでも、共産党社会の怖さを十分しっているからです。
悩んだのは、日本にも共産党と名のつく政党があります。
もしかして、日本も共産党の国になるかも、と心配したのです。
日本人にとっては、馬鹿げた話かもしれませんが、
彼らにとっては、深刻な悩みだったのです。
日本は、共産党の社会にはならないと、思ったのです。
もしなれば、アメリカに行くつもりだといいます。
子供ができて、
住宅は少し広い公団住宅に引越しました。
子供は出産後半年で、駅前の、私設の保育所に預けて、働いています。
保育費は10万円くらいかかりますが、
彼女の年収は1000万円近くあります。
お金を貯めて、戸建住宅を買うのが夢といいます。
夢はもうすぐ叶うでしょう。
中国の両親のところには年に1回は帰っています。
妻は瀋陽、夫は大連です。
両方の親のところに帰るので10日近く休みます。
だいたい夏休みです。
有給5日と前後の土日で9連休です。
日本人と同じですね。
そうです。もう日本人なのです。
中国の大学で恋人同士になって、日本にやってきました。
日本にくる前に二人は結婚しました。
日本にくると、
住宅公団の住宅に入居しました。
夫は留学ビザで、地方の国立大学の大学に編入して、大学院の修士課程へと進学しました。
妻は技術ビザで来日して、中国人経営のソフト会社に入社しましたが、
その後日本人経営のソフト会社でコンピュータ技術者として働きます。
ここまでは、前記の中国人夫婦と同じです。
夫は修士課程を卒業して、
都市銀行のコンピュータ開発子会社のコンピュータ技術者として入社が内定します。
都市銀行のコンピュータ開発子会社は、
年末には内定者にお歳暮まで贈ります。
なにしろ金の卵ですからね。
2月になると、妻が暴露します。
夫は、都市銀行のコンピュータ開発子会社に入社しないという。
だったら早く入社辞退を連絡すべきだと、同僚が言うが、
当人曰く、
「入社日に行かなきゃいいんじゃない」
同僚は、日本の習慣を教えるが、
日本の習慣を承知の上で言ってるみたいという。
結局、
夫は、中国系のソフト会社の営業として就職した。
だったら、「技術」じゃなくて「人文国際」だから、
入管へ、在留資格変更の申請をさせしなさいと管理部長がアドバイスしても聞き気はない。
中国系のソフト会社の営業として働く理由は、
都市銀行のコンピュータ開発子会社のコンピュータ技術者としての給料より、
中国系のソフト会社の営業としての給料の方が良いからだという。
これが中国人技術者の本性です。
会社が有名とか、大きいは関係ないのです。
給料が1円でも高ければ、高い方に行きます。
中国人からみれば、日本人の言うことがクレイジーで理解できないのです。
夫婦共働きの生活が始まります。
妻の勤務ぶりは、一変します。
いつ、首になってもイイヤという行動をします。
亭主が働くようになって、気持ちが変わったのですね。
結局、彼女にはやめてもらおうと思いましたが、
彼女の方から退職しました。
その後2、3年して子供が出来たので、
日本に帰化するとの噂を聞きました。
おそらく、偽装帰化だと思います。
彼女ら夫婦には、日本に帰化して欲しくなかった。
朝鮮族に多いのですが、子供ができない理由で離婚する中国人もいます。
朝鮮族は、まだ儒教感の風習が残っています。
ソフト会社を経営している中国人で、朝鮮族です。
結婚して数年経ちますが、子供ができません。
彼の親からの外圧があったと聞きますが、離婚してしまいました。
離婚とほぼ同じ時期に、彼は、若い中国人と再婚しました。
聞くと、彼の会社のソフト技術者です。
彼の奥さんは、彼の家族ビザで在留しています。
離婚すると、彼女は帰国しなければなりません。
彼女は、ただ追い出されるだけです。
正確にいうと、彼が家を出たようです。
彼には、もと妻が日本で途方にくれることなどお構いなしです。
道徳観まったくなし、呆れました。
しばらくして、永住ビザを取るので保証人になてくれと言ってきましたが、
あっさりと、断りました。
しばらくして彼の友達が、もと妻のその後を話してくれました。
再婚したそうです。
相手は、在留の中国人です。
やるものですね。
しばらくすると、彼は、
再婚した妻との間に子供が出来たと報告してきました。
もうしばらくすると、彼の友達が、もと妻のその後を話しにきました。
もと妻にも子供ができたそうです。
やるものですね。
もと夫は、永住ビザでその妻は技術ビザです。
間にできた子供は、中国籍の男児です。
ソフト会社の景気のいい頃は、
もと夫の男児は、ブランドもののベビー服です。
しかし、リーマンショックで一変します。
会社は休業状態になります。
風の便りでは、一家で中国へ帰国したようです。
彼の友達が、もと妻のその後を報告にきます。
この男、もと妻に気があったようです。
もと妻とその夫は、出産を機に、日本へ帰化したというのです。
もと妻の夫もソフトの技術者でしたが、
リーマンショックでソフト会社を退職しています。
しかし、日本国籍になったので、仕事を何でもできます。
それで、このもと妻の夫は飲食店で働き始めたようです。
もと妻も子供を中国の妻の実家に預け、飲食店で働き始めました。
推測ですが、
この夫婦は、一生懸命、飲食店で働いて、お金を貯めて、
お店をもち、親子3人で一緒に暮らすことが夢なのでしょう。
在日の中国人も、時間が経つほど中国には帰れなくなります。
それは、生活の基盤が日本にあるからです。
卒業して10年もたつと、完全に生活の基盤が日本です。
多くの中国人が家族を持っています。
中国に帰りたいと思っても、中国に帰っても生活の見込みが立ちません。
中国にいる年老いた両親のことも気になります。
日本語が出来るだけでは、中国に帰っても仕事がありません。
日本語が出来る人は、たくさんいます。
比較的、恵まれているのはソフトウェア技術者です。
日本からのオフショア開発もありますし、中国国内のソフトウェア需要も増えています。
但し、両親のいる場所に、就職先があるとは限りません。
田舎の人は、
日本でお金を貯めて、帰ります。
2、3千万円も貯めて帰ると、生活できるようです。
自分の故郷でなくても、
意外と中国内陸部の街は、これから発展するので人気があります。
子供が、小学校に上がる頃が、一応の区切りのようです。
中国へ帰る気がある人は、
ほとんどが、中国の親のもとに子供を預けています。